2010年4月17日土曜日

暗峠から辻子谷を経て興法寺へ

家人が「暗峠(くらがりとうげ)に行ってみたい」と言い出しました。
くらがりとうげ・・・なんだか妖怪でも出てきそうな名前です。
でも実は大阪-奈良を結ぶ山越え最短ルートで
べつにおどろおどろしい処は何もない普通の峠です。
私はかなり以前に行ったきりなので付き合う事にします。

近鉄奈良線枚岡駅から山に向けて歩き出します。
川沿いの細い道をどんどん上がるのですが
道が細い上に交差していてかなり分かりにくい。

しかも急登!!

そうですよね・・・最短で行くというからには
急登まっすぐに突っ切るしかありません。
ひーひー言いながら峠にたどり着きます。


峠だけあって大阪側、奈良側から
風が吹き上げ吹き抜けていきます。
お茶屋さんや野菜売り場が数件あります。
この峠のトップからやや大阪寄りには
農家さんが自家製たくあんを売っていました。
劇ウマです。
その農家さんの横に生駒山上へ通じる細い山道があります。
他にも何本か山道がありますが
ここが表示が出ていて一番分かりやすい・・・
と言っても見逃してしばらくうろうろしましたが。


連日の雨でぬかるんでいて大変な状態。
なんとか乗り越え慈光寺に至ります。
寺に降りずとも尾根伝いに生駒山上に行く
山道があるみたいですが
とにかくぬかるのでいるために撤退。
舗装されたハイキングコースへ降ります。
慈光寺から大阪側にやや下っていくと
ぬかた園地方面へ繋がる道の
ゲートがあります。
ここを右折すると後は道伝いに行くだけです。

それでも観光用の概念図だけをたよりして
道に迷っている人もいました。
我々も今回はちゃんとした地図、コンパスなしで
来てしまい
概念図だけで四苦八苦・・・・反省。

生駒山上には上がらずに
ぬかた園地の手前で辻子谷へ降ります。
今度も急傾斜!!
石がつるつるで大変怖い下りです。


途中、真言宗のお寺興法寺に立ち寄ります。
ここは古い桜の木があって見ごたえがあります。
ただ、ソメイヨシノではないので
いつが見ごろかさっぱり分かりません。
本日行って正解!
「うこん」「きりん」「大手鞠」「枝垂」
などの桜が満開でした。
地面のコケやいろいろな植物も加わって
非常に立体的で奥の深いお庭です。

桜見物を済ませて石切に降ります。
ここは漢方薬の里であり
パロースポットであり
いろいろな業種のコラボ空間で楽しい・・・

新石切駅に近い温泉
「風の湯」に立ち寄りました。

距離・時間は大した事のない山行ですが
とにかく急登が堪えました・・・・
桜を見るために
Mになるって・・・必要かなぁ・・・?

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